ケアマネ試験の合格率は低い?歴代データと合格点から難易度を解説

ケアマネ試験の合格率は低い?歴代データと合格点から難易度を解説

目次

はじめに

ケアマネ試験は、「合格率が低くて難しい試験」というイメージを持っている方も多いと思います。

私自身も受験前は、合格率の数字を見て「かなり難しい試験なのではないか」と不安に感じていました。

しかし、実際に勉強して受験してみると、私は「しっかり準備すれば十分合格を目指せる試験」という印象を持ちました。

今回は、歴代の受験者数・合格者数・合格率・合格基準点を確認しながら、ケアマネ試験の難易度について、2025年度に実際に受験した経験も交えて紹介します。

※この記事は2025年度(令和7年度)のケアマネ試験を受験した実体験をもとに執筆しています。試験制度や合格基準などは変更される可能性があるため、最新情報は厚生労働省や各都道府県の試験実施機関などをご確認ください。

全国の歴代合格率一覧

まずは、ケアマネ試験の全国の受験者数・合格者数・合格率の推移を見てみます。

年度 受験者数 合格者数 合格率
第1回 平成10年度 207,080人 91,269人 44.1%
第2回 平成11年度 165,117人 68,090人 41.2%
第3回 平成12年度 128,153人 43,854人 34.2%
第4回 平成13年度 92,735人 32,560人 35.1%
第5回 平成14年度 96,207人 29,508人 30.7%
第6回 平成15年度 112,961人 34,634人 30.7%
第7回 平成16年度 124,791人 37,781人 30.3%
第8回 平成17年度 136,030人 34,813人 25.6%
第9回 平成18年度 138,262人 28,391人 20.5%
第10回 平成19年度 139,006人 31,758人 22.8%
第11回 平成20年度 133,072人 28,992人 21.8%
第12回 平成21年度 140,277人 33,119人 23.6%
第13回 平成22年度 139,959人 28,703人 20.5%
第14回 平成23年度 145,529人 22,332人 15.3%
第15回 平成24年度 146,586人 27,905人 19.0%
第16回 平成25年度 144,397人 22,331人 15.5%
第17回 平成26年度 174,974人 33,539人 19.2%
第18回 平成27年度 134,539人 20,924人 15.6%
第19回 平成28年度 124,585人 16,281人 13.1%
第20回 平成29年度 131,560人 28,233人 21.5%
第21回 平成30年度 49,332人 4,990人 10.1%
第22回 令和元年度 41,049人 8,018人 19.5%
第23回 令和2年度 46,415人 8,200人 17.7%
第24回 令和3年度 54,290人 12,662人 23.3%
第25回 令和4年度 54,406人 10,328人 19.0%
第26回 令和5年度 56,494人 11,844人 21.0%
第27回 令和6年度 53,699人 17,228人 32.1%
第28回 令和7年度 50,601人 12,961人 25.6%

※受験者数・合格者数・合格率は厚生労働省公表資料をもとに作成しています。

初期の試験では40%を超える合格率の年もありましたが、その後は20%前後の年が多くなっています。

一方で、年度による差も大きく、第21回(平成30年度)は10.1%、第27回(令和6年度)は32.1%でした。

このように、合格率だけを見ても年度によってかなり差があることが分かります。

歴代の合格基準点一覧

次に、近年の合格基準点を見てみます。

年度 介護支援分野 保健医療福祉サービス分野
第15回 平成24年度 15点 22点
第16回 平成25年度 15点 26点
第17回 平成26年度 14点 25点
第18回 平成27年度 13点 25点
第19回 平成28年度 13点 22点
第20回 平成29年度 15点 23点
第21回 平成30年度 13点 22点
第22回 令和元年度 15点 24点
第23回 令和2年度 13点 22点
第24回 令和3年度 14点 25点
第25回 令和4年度 18点 26点
第26回 令和5年度 17点 24点
第27回 令和6年度 18点 25点
第28回 令和7年度 18点 25点

ケアマネ試験では、介護支援分野と保健医療福祉サービス分野のそれぞれに合格基準点があります。

そのため、合計点だけ高ければ合格できるわけではありません。

また、表からも分かるように、合格基準点は年度によって変動しています。

「毎年この点数を取れば必ず合格できる」という固定の基準ではないため、過去のボーダーだけを目標にするのではなく、余裕を持って得点できる状態を目指すことが大切です。

数字だけを見ると難しい試験に見える

近年の合格率を見ると、20%前後の年度が多くあります。

また、第21回(平成30年度)のように10%台前半まで下がった年もあります。

そのため、数字だけを見ると「かなり難しい試験」と感じる方もいると思います。

私自身も、受験前は合格率の低さを見て不安を感じていました。

ただし、合格率だけで「自分には無理」と判断する必要はないと思います。

受験者それぞれで勉強時間や準備状況は異なるため、合格率だけでは自分自身が合格できる可能性までは判断できません。

実際に受験して感じた難易度

私は試験まで継続して勉強していたため、試験当日は問題を解き進める中で、「これなら合格を狙えそうだ」と感じることができました。

もちろん試験前や試験開始直後は緊張していました。

しかし、過去問などで何度も見た内容が出てくると、少しずつ落ち着いて問題を解けるようになりました。

私の場合は、十分な勉強をしたうえで受験したことで、「合格率の数字から想像していたほど絶望的な試験ではない」と感じました。

ただし、これは勉強を続けてきたうえでの感想です。

十分な準備をせずに受験していたら、まったく違う印象になっていたと思います。

合格率だけで諦める必要はない

ケアマネ試験は簡単な試験ではありません。

しかし、私は実際に受験して、継続して勉強すれば十分合格を目指せる試験だと感じました。

重要なのは、合格率だけを見て不安になることではなく、

  • 試験範囲を理解する
  • 過去問を繰り返す
  • 苦手な分野を把握する
  • 両方の分野で安定して点を取れるようにする

といった準備を続けることだと思います。

合格基準点にも注目したい

ケアマネ試験では、毎年、介護支援分野と保健医療福祉サービス分野のそれぞれに合格基準点が設定されます。

この基準点は年度によって変わります。

そのため、過去の最低ラインだけを見て、「ここまで取れれば大丈夫」と考えるのは避けた方がよいと思います。

私自身も、勉強中はボーダーぎりぎりではなく、どちらの分野でも余裕を持って点を取れることを目標にしていました。

私が思うケアマネ試験の難易度

私自身、受験前は「合格率20%前後」という数字にかなり不安を感じていました。

しかし、実際に勉強を続けて受験してみると、「準備次第で十分合格を目指せる試験」という印象に変わりました。

合格率が低いからといって、必ずしも一部の人しか合格できない特殊な試験というわけではありません。

ただし、出題範囲は広く、介護支援分野と保健医療福祉サービス分野の両方で基準を満たす必要があります。

そのため、短期間だけ勉強するより、計画的に学習を続けることが重要だと感じました。

まとめ

ケアマネ試験は、

  • 合格率は年度によって大きく変動する
  • 近年は20%前後の年度が多い
  • 10%台から30%台まで変動した年もある
  • 介護支援分野と保健医療福祉サービス分野それぞれに合格基準がある
  • 合格基準点も年度によって変動する

という特徴があります。

数字だけを見ると難しい試験に感じますが、私は実際に勉強して受験した結果、「しっかり準備すれば十分合格を目指せる試験」だと感じました。

これから受験する方は、合格率だけを見て不安になるのではなく、余裕を持って基準点を超えられるように勉強を進めることをおすすめします。

次の記事では、

ケアマネ試験の勉強はいつから始める?|私の勉強開始時期とおすすめ時期を実体験で解説

について紹介します。

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