ケアマネ試験とは?試験内容・問題数・合格基準を実体験でわかりやすく解説
はじめに
ケアマネ試験を受験しようと思ったとき、
「どんな試験なの?」
「問題数は?」
「合格基準は?」
と疑問に思う方も多いと思います。
私自身も受験前は、試験の内容や出題形式がよく分からず、不安を感じていました。
今回は、2025年度(令和7年度)のケアマネ試験を実際に受験した経験を交えながら、試験時間や問題数、出題形式、合格基準などを紹介します。
※この記事は2025年度(令和7年度)の大阪府介護支援専門員実務研修受講試験を受験した実体験をもとに執筆しています。試験に関する最新情報は、受験する都道府県や試験実施機関の案内をご確認ください。
ケアマネ試験とは?
ケアマネ試験の正式名称は、
「介護支援専門員実務研修受講試験」
です。
介護支援専門員として必要になる、介護保険制度やケアマネジメント、保健医療福祉サービスなどの基礎的な知識を確認するための試験です。
ただし、試験に合格しただけで、すぐにケアマネジャーとして働けるわけではありません。
私が受験した大阪府では、試験合格後に介護支援専門員実務研修を修了し、資格登録を行ったうえで、介護支援専門員証の交付を受ける必要があります。
ケアマネ試験合格後の流れについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
そのため、ケアマネ試験の合格は、資格取得に向けた最初の大きなステップになります。
試験時間と問題数
ケアマネ試験は、
- 試験時間:120分
- 問題数:60問
です。
出題分野は、
- 介護支援分野:25問
- 保健医療福祉サービス分野:35問
に分かれています。
60問を120分で解くため、単純計算では1問あたり約2分です。
実際には迷う問題もあるため、分からない問題に時間を使いすぎないことも大切だと感じました。
出題形式は五肢複択方式
ケアマネ試験は、5つの選択肢の中から、問題文で指定された数だけ正しいものを選ぶ形式です。
私が受験した試験でも、
「正しいものを2つ選べ」
「正しいものを3つ選べ」
といった問題が出題されました。
1つだけ正解を選ぶ試験ではないため、それぞれの選択肢について、
「これは正しい」
「これは間違っている」
と判断できる知識が必要になります。
私自身、勉強を始めた頃は正解だけを覚えようとしていましたが、過去問を解くうちに「なぜ他の選択肢が間違っているのか」まで理解することが重要だと感じました。
介護支援分野では何が出題される?
介護支援分野では、
- 介護保険制度
- 要介護認定・要支援認定
- ケアマネジメント
- 居宅・施設サービス計画
- 給付管理
などについて出題されます。
私は介護職として働いていましたが、介護保険制度の細かい仕組みや給付管理など、普段の仕事だけでは十分に理解できていない内容も多くありました。
そのため、勉強を始めた頃は介護支援分野の方が難しいと感じました。
保健医療福祉サービス分野では何が出題される?
保健医療福祉サービス分野では、
- 高齢者に多い疾患
- 医療に関する基礎知識
- 介護・福祉サービス
- 福祉制度
などについて出題されます。
私の場合、介護現場で聞いたことのある疾患やサービスも多く、介護支援分野と比べると理解しやすい内容もありました。
ただし、どちらを難しく感じるかは職種やこれまでの経験によって変わると思います。
過去問を解くと出題傾向が見えてきた
私は試験勉強で過去問を繰り返し解きました。
その中で、
- 繰り返し出題されているテーマ
- 数年おきに出題されているように感じるテーマ
- 出題頻度が低いテーマ
があると感じました。
もちろん、次の試験で同じ傾向になるとは限りません。
それでも、過去問を何年分か解くことで「どの分野がよく問われているのか」を把握しやすくなりました。
私は特に、繰り返し出題されている内容を優先して勉強しました。
合格するには2つの分野で基準を満たす必要がある
ケアマネ試験は、介護支援分野と保健医療福祉サービス分野のそれぞれに合格基準があります。
そのため、合計点だけ高ければよいという試験ではありません。
片方の分野で高得点を取っていても、もう一方が基準に届かなければ合格できません。
また、合格基準点は毎年同じとは限らず、年度によって変わります。
そのため、どちらか一方だけに偏らず、両方の分野で安定して点を取れるように勉強することが大切です。
合格率や過去の合格基準点については、次の記事で詳しく紹介します。
実際に受験して感じたこと
私は試験当日、とても緊張していました。
今まで勉強してきた成果が、この120分で決まると思うと、不安な気持ちが大きかったことを覚えています。
また、私が受験した教室には時計がありませんでした。
私は腕時計を持参していたため困りませんでしたが、会場によっては見やすい位置に時計がない可能性もあります。
受験案内で持ち込み可能なものを確認したうえで、必要であれば時間を確認できる腕時計を準備しておくと安心だと思います。
受験前に知っておけばよかったこと
今振り返って思うのは、
「自分なりに緊張を和らげる方法も考えておけばよかった」
ということです。
勉強して知識を身につけていても、本番で緊張しすぎると、普段なら解ける問題でも焦ってしまうことがあります。
私は試験当日にかなり緊張したため、知識だけでなく、落ち着いて問題を解く準備も大切だと感じました。
まとめ
ケアマネ試験は、
- 正式名称は「介護支援専門員実務研修受講試験」
- 試験時間は120分
- 全60問
- 介護支援分野は25問
- 保健医療福祉サービス分野は35問
- 5つの選択肢から指定された数を選ぶ五肢複択方式
- 2つの分野それぞれで合格基準を満たす必要がある
という試験です。
また、試験に合格しただけでケアマネジャーとして働けるわけではなく、その後に実務研修や資格登録などの手続きがあります。
私自身、受験前に試験全体の仕組みを理解したことで、何を勉強すべきか整理しやすくなりました。
これから受験する方は、まず試験時間・問題数・出題分野・合格の仕組みを理解したうえで、勉強を始めることをおすすめします。
次の記事では、
「ケアマネ試験の合格率は低い?歴代データと合格点から難易度を解説」
について紹介します。

